和食・鮨
ご予約方法について
ご予約方法は、飲食店検索・予約ポータルサイト「TableCheck」を通してのネット予約限定です。
お電話での予約は受付けていませんので予めご了承ください。
料理画像をタップ(クリック)すると、店舗の詳細をご確認いただけます。(※詳細情報は随時更新中)
※特別コースなどは2026年1月19日(月)~2月17日(火)までの期間で予約可能です
曙橋かず 曙橋
黒豆バター
松尾和也料理長
浅草ひら山 田原町
花巻蕎麦
平山周料理長
Pick Up
店主の平山周さんは、銀座「小十」、両国「ほそ川」等々、日本料理と蕎麦の名店で修業を積んだ実力の持ち主。塩梅よく味付けされたぬた和えや煮浸しなどの一品料理、カラリと揚がった天ぷら、そして十割蕎麦の喉越しの良さに、修業の成果が伺える。歯応えしなやかな蕎麦の美味しさは言わずもがな、出色はかけだし。本枯節をベースに干し椎茸の旨みを足した出汁は澄んだコクがじんわりと美味。
五月四日 用賀
赤牛の牛すじカレー
与那覇朝雄料理長
Pick Up
一杯目のビールを「レンコンの素揚げのり塩パンチ」で流し込み、「悦凱陣」の燗や焼酎のソーダ割りで「本日のなめろう」をつまむだけで至福の時間が訪れる。「黒明太子」は修業先の「祇園風明太子」を譲り受けた。「目白の海老カツ」は赤坂時代の常連だった目白「旬香亭」の古賀達彦シェフ直伝で、柚子胡椒も熊本の知人の実家で穫れた柚子をベースにした自家製の品。
江戸前 芝浜 芝公園
江戸御菜番付コース
海原大料理長
Pick Up
東京の高級和食店の多くが、京料理をはじめとする関西テイストに傾倒する中、江戸料理を標榜する数少ない一軒。「芝エビとシロギスと地元の料理を出したいと思ったのが江戸の料理に興味を持ったきっかけです。」とは海原さん。調べていくうちにその多様性に惹かれていったとか。鰹節だけでとる出汁に米麹をたっぷり使った江戸甘味噌と見えない部分にまで気を使い、江戸の味を再現している。
御料理ほりうち 曙橋
ねぎま小鍋
堀内さやか料理長
Pick Up
他のジャンル以上に、女性の料理人がなかなか増えないのが日本料理ではないだろうか。もどかしい状況ではあるが、着実に名を挙げているひとりが堀内さやかさん。名物である故郷・甲府の郷土料理「鶏のもつ煮」は、その日さばいた鳥モツをしっとりと炊き上げて割烹ならではの繊細な味わいに。さりげなく登場するおからも手をかけ、2 日がかりで完成させる。ひたむきな姿勢、テキパキとした立ち居振る舞いにも心洗われる。
懐石 辻留 赤坂見附
体感する懐石 ―手まりと一服の時―
藤本竜美料理長
Pick Up
東京で日本料理を極めたいと思うなら、まず訪れるべき店である。旬を使う。持ち味を生かす。食べる人を思いやるという懐石の心は、ここに来ればわかる。細胞が生きて、甘い滋味が舌に乗って来る先付。深いうま味がゆっくり立ち上がり、最後に頂点を迎える、鱧と管ごぼうやヒゲダラと竹紙昆布、福子葛たたきの椀盛。野菜と魚の力が出会う、茄子と鮑や鰊、筍と鯛の子、ウドと飯蛸などの焚合。背筋を正し、ご飯をいただく意味を考えさせられる美しさがここにある。
神楽坂くろす 牛込神楽坂
名物あわび料理の入ったレストランウィーク限定コース(十品)
黒須浩之料理長・佐藤圭悟
Pick Up
2012年、神楽坂の路地奥に店を構えた知る人ぞ知る和食の名店が移転。昨年10月、同じ神楽坂は毘沙門天善国寺のほど近くにリニューアルオープンした。檜のカウンターも清々しい店内は、すっきりと垢抜けた空間。その趣のままに、料理も“究極の引き算”が身上だ。それでいて向付は岩塩のプレートに盛りつけ、醤油ではなく岩塩の塩分で賞味させるなど気の利いた遊び心も一興。
清澄白河 原田 清澄白河
カラスミ蕎麦
原田泰貴料理長
Pick Up
全11 品ほどが出るお任せコース。蕎麦は、蕎麦粉10 割小麦粉一割で打ついわゆる外一。コースでは、旬の食材を使った一品料理と共に、つまみ代わりにもなる“からすみ蕎麦”や、締めには北海道のキタワセや福井の丸岡在来など様々な産地の蕎麦を打ち分け、食べ比べできるのも、蕎麦好きには嬉しい限りだ。
串揚げ料理 かわた 麻布十番
おまかせコース
川田悠貴料理長
Pick Up
麻布十番の夜に灯る、わずか8席の大人の隠れ家。ミシュランガイド福岡掲載の名店で活躍した川田大将が東京に進出。伝統的な日本料理の技を串揚げに昇華させる。極細の特注パン粉と植物性100%の油で揚げた串は驚くほど軽やか。旬の食材が四季を映し、繊細な一皿として立ち上がる。おまかせコースには華やぎと品格が同居し、選び抜かれた美酒が寄り添う。串揚げの枠を超えた、新たな美食の境地へ。
鮨 門わき 銀座
おまかせコース
門脇賢寿料理長
Pick Up
江戸前仕事の最上をアップデートする鮨店。酢飯は白酢1 種と赤酢2 種ですべての鮨種 に合う味を設計し、神経締めと徹底的に血抜きされた魚を仕入れた上で、さらなる仕事を施す。海苔は有明の初摘みの“旬海苔”を乾海苔で仕入れて店で焙る。手巻きを巻・即・断のリズムでかぶりつけば、口内で磯の香りと旨味が爆散する。味噌つき車海老の繊細な加熱の妙、女性の職人が焼く芝海老と大和芋のカステラ卵焼きも進境著しい。変化の急な魚に対して最新のアプローチを凝縮して極上の江戸前鮨に仕立てる。
鮨 からく 銀座
江戸時代の握り鮨
戸川基成料理長
Pick Up
店の入り口に「江戸前寿司研究所」との表札があるように、店主戸川基成氏は、古い江 戸前仕事を守っている。だがその一方で、ワインに合うように仕事を施し、新たな握りを生む。穴子や鰻は、マデラ酒と合うと、脂と煮ツメとマデラが抱き合って、濃密が膨らむ。戸川さんは、古くからワインに造詣が深く、フランスのドメーヌで握ったり、ドメーヌの方も来日すると、食べに来たりする深い関係を築かれているからこそ、この味が生まれたのである。
すし処 志喜 東銀座
おまかせコース
吉村匡史料理長
Pick Up
香りと甘みに品があり、余韻が長いアオリイカ。味は淡いが青い香りに惹かれるオニカサゴ。サクリとして、噛むほどに昆布じめに似た旨味がにじみ出るブダイ。香りと甘みに品が漂う甘鯛。じれったいような味が、舌に絡みついてくるカゴカマス。シコシコとした食感から優しい甘みが顔を出す、メジナ。少しだけ火を入れて、香りを立たせたホッキ貝。筋肉質で、喉に落ちた後の余韻に香りと甘みが現れるオウモンハタなど、他では味わえない握りに出会える。
蕎庵 三たて 麻布十番
鮪とキャビアのガレット
三浦幸喜料理長
Pick Up
話題性たっぷりの注目店がここ、麻布十番にオープンした「三たて」だ。その名の通り、客の顔を見てから打つ碾きたて、打ち立て、茹でたての蕎麦がウリ。福井や富山の在来種をメインにブレンドした蕎麦は、穀物感のあるたおやかな甘みが持ち味だ。が、蕎麦だけで帰ってはもったいない。ベテランソムリエの推奬は蕎麦とシャンパンのペアリング。新たなマリアージュに出会えそうだ。
蕎麦おさめ 目白
芽吹きそば
納剣児料理長
Pick Up
粒感のあるそばがきに始まり、青大豆の塩茹で、焼き味噌、板わさなどが盛られた渋めの八寸で酒を飲むうち、さらに気分は高まっていく。クライマックスは言うまでもなく蕎麦だ。店主の納剣児さんが毎日数種類を製粉している。2種類食べれば、それぞれの個性がよくわかるだろう。香り、甘さ、余韻。そのまま、もしくは少量の塩で食べると、それらがクリアに浮かび上がる。
徒然 乃木坂
その日の旬をじりじりやる
亀田智広料理長
Pick Up
西麻布の路地裏に佇む、一日二組限定の完全個室レストラン。部屋の中央に据えられた囲炉裏を囲み、炭火だけで仕上げる料理を、シェフとソムリエが専属で供す。全国から届く旬の食材を蒸籠、灰焼き、鍋など多彩な技で昇華し、香りと音、温度の移ろいまでがご馳走に。炭火のゆらめきを眺めながら、酒を傾け、時を忘れる。現代に蘇る“令和の囲炉裏端”で、心の贅沢を静かに味わう特別な一夜を楽しめる。
ねぎま 大塚
ねぎま鍋
長橋公代料理長
Pick Up
“ねぎま鍋”は江戸時代当時、肥料にするか捨てられていた鮪のトロを、庶民の知恵で一工夫。それを、現代に再現。昆布は使わず、たっぷりの日本酒と鰹節でとる酒出汁は、甘みは加えず、醤油のみのキリリとした味わいも魅力。この出汁で鮪のカマトロやハラモを茹で、出汁と共に頂くわけだ。最後は、炊き立ての白飯に出汁をかけて胡椒飯に。江戸の粋を楽しみたい。
乃木坂しん 乃木坂
雉の雑煮
石田伸二料理長
Pick Up
「乃木坂しん」は確実に深化している。その要因の一つが、現代作家とのコラボだろう。作家が赴くままに作った器に料理を合わせる料理会を今まで何回も行っている。ルールは二つ。「事前に伝えるのは献立の流れのみ」「器が届くのは直前」。この厳しい条件の中で料理を作るのは至難の技だろう。例えば「鱧湯引き、煎り酒ゼリー、蒸しじゃがいも」では、鱧とじゃがいもというかつてない組み合わせを生み出した。今最も勢いのある割烹である。
東山無垢 中目黒
焼きすっぽん
三島立己料理長
Pick Up
誰にも手が届く魚種から状態のいいものを厳選し、滑らかな包丁技でつるりと心地良い刺身を切り出す。北海道・噴火湾の毛蟹の茶碗蒸しには餅で新たな食感を加える。和食の流れからハイライトで登場する手切り牛タンのハンバーグの見事な焼き。そこから半田そうめんで和食の流れに引き戻し、一息ついたところで、今度は一番だしをベースにしたカレー。そしてラッシーをイメージしたという緑寿庵清水のヨーグルト風味の金平糖へ。
百薬 by 徳山鮓 銀座
名物のジビエ料理をメインとしたレストランウィーク限定コース
佐藤均料理長
Pick Up
滋賀「徳山鮓」【オーナーシェフ・徳山浩明氏】が料理を監修し、熟鮓が登場。とはいえ、監修色は思うほどに濃くないので、むしろ料理長である佐藤均さんの素材フェチ度をメインに楽しみにいくのが正解かと思う。全国から集められた素材は素晴らしく、そこにまつわる話も聞き応えがある。野のもの、海のもの。しかし、その個性を十分理解しているからこその仕事で、美味しいポイントをぐっと引き上げる。一流の料理人が厳選した旬の食材で百の薬にも勝る「体に良くて美味しい日本の料理」を提供。
平ちゃん 三越前
平ちゃんのおでん春巻き
根内大和料理長
Pick Up
メニューはおまかせコースのみ。アミューズや前菜の後に登場するおでんは、カツオと昆布がベースの澄んだ出汁を張った器に1種ずつ盛られて登場。中が区切られ湯気が立ち上るおでん鍋から「これとこれを」と好きなネタを選んでハフハフと食べるおでんとは、ひと味もふた味も異なるスタイル。だが“フレンチレストランが手掛ける”という冠付きでひと捻りされたおでんを、体験するのも一興だろう。デザートの華やかさも流石。
みつい 麻布十番
鯨の尾の身 握り
三井祥料理長
Pick Up
良き寿司屋は、寿司自体の質の高さはもちろんだが、他にも重要な要素がある。第一に対面商売ゆえ、ご主人の人柄によって左右される。第二が手元の美しさで、第三に酒の揃えではないだろうか。この三要素を揃えているのが、同店である。寿司は、ミツカンの白菊で握る、酢飯がいい。師匠よりやや塩を弱めにした握りは、優しく、口の中で舞う。鯨など珍しい握りが用意されているのもいい。
麺処 NAKAJIMA 赤坂見附
鴨コンソメ南蛮うどん
安西雄太料理長
Pick Up
ホテルニューオータニ総料理長・中島眞介が手がける、新感覚の麺処。鹿児島枕崎産の本枯鰹節や京都の名水など、全国から厳選した素材を使用し、そば・うどんそれぞれに最適な出汁と麺を追求。薪窯で焼いた鴨ロースを添える鴨せいろや、黒毛和牛の肉うどんなど、和の技と上質な旨味が調和する一杯を提供する。ホテルクオリティの気品を備えつつ、日常に寄り添う麺の贅沢がここに。
Pick Up
曙橋駅から徒歩3分、静かな住宅街にひっそりと佇む和食店。日本料理出身の松尾氏と洋食経験を持つ小森谷氏が二人三脚で腕をふるう。旬の素材を生かした料理は、会席の型を守りつつ温かみのある創意が光る。名物の土鍋炊き込みご飯は季節ごとに具材が変わり、素朴ながらも滋味深い味わい。常時20種ほど揃う日本酒は燗酒の名品が中心。控えめな設えの中に、職人の誠実な仕事と和の情緒が息づく。